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2010年07月06日 (Tue)
SS(笑)第四回、上げておきます。
進めていないのに貼ってるので、ストックは着々と減っております。
うえええええー。

城「おさらry」
鬼「・・・・・」
城「だから一回が短ry」
鬼「・・・・つづきじょうから・・・」
城「あ、誘導できるようになったんだなwwwwwwwwwえらいえらいぬwwwwwwww」
鬼「うわぁ・・・城之内が草生やしてるようわぁ・・・・」



15分ぐらいうずくまって待っていただろうか。
ぎぃ、と戸が開いて、城之内が顔を出した。
「あ、鬼柳・・・・でいいのか」
「待ってました」
城之内はもう寝間着からは着替えていた。緑のTシャツに白のパーカだ。
城之内も、鬼柳の横に座り込む。
「ずっとここで待ってたのか」
「おうよ」
「・・・・寒かっただろ?悪かったな」
膝を抱える鬼柳に申し訳なさそうに少し笑いかける。
11月も終わろうとしている日の朝だ。さぞかし寒かっただろう。
「大丈夫、大丈夫」
「でも、お前半袖・・・・」
「これが俺の正装だからな」
「正装?」
赤い半袖のシャツにノースリーブの革ジャケット。良く見るとかなり突飛な服装だった。
どこぞの漫画のキャラクターのようだ。
「そ、正装」
変な奴だなぁと城之内は思ったが、窓から不法侵入して来るような奴だからまぁ、と気にしなかった。
たぶんなんかのコスプレとかだろう。彼なりの正装なのだ。
気にしないといいつつその突飛な格好をまじまじと見つめていると、鬼柳はにっと笑った。
「ま、惚れた相手のためならぁ、寒さなんてなんのそのだっての!」
「そかそか・・・・ん?惚れた相手?」
鬼柳の笑顔に笑い返したが、
気にかかったその単語を城之内は聞き返した。
「ん!惚れた相手」
それに鬼柳は頬を赤らめ、嬉しそうににこにこと笑い身体を揺らす。
「あっ・・・この近所にその相手が住んでるとか?もしかして俺の知り合いで?」
急に楽しそうになった鬼柳に、城之内は恋バナか面白そうだな、と目を輝かせた。
「・・・・違うっつーの」
恋愛話かと興味津々になった城之内に、鬼柳はわかってねぇな、とちっちっと指を振って返す。
目を丸くする城之内に向き合い、鬼柳はまたにっこり笑った。

「城之内、お前に惚れたんだよ。
んで、会いに来た」

「は・・・・?」
意味が解らずきょとんする城之内の反応を全く無視しながら、鬼柳はハイテンションでくるくる回っていた。
「いやぁ~いきなり告っちまうとかぁwwだって城之内かわいいんだもんよぉ~wwえへへwwwwえへへww」
ひととおり回り終えてから、スキップして城之内の眼前に着地する。
顔をぐっと城之内に近付け、また鬼柳は嬉しそうに笑った。
「俺・・・・?」
男の自分に惚れた?
よくわからない。
城之内は頭の中がぐちゃぐちゃになり、しばらく鬼柳と視線を合わせたままになった。
目の前でうんうんと頷く鬼柳を払いのけ、咄嗟に立ち上がる。
「ちょっ・・・・俺男だから!女に見えるか!?見えない!見えない!」
首を横にぶんぶん振る。
「大体、いきなり押しかけてきて惚れただのなんだの」
焦る城之内に全く動じず、鬼柳も立ち上がり口を開き―
ぶぇっくし!と大きな声でくしゃみをした。


鬼「今思えば風邪気味だったと思う」
城「11月の早朝に半袖とかただのあほ」
鬼「あほ言うなぁ・・・・」


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