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ちょいちょい進めてます!
ちょっとだけ投下します!
超がいくつついても足りない電波作文でしてよ!
じゃあ進行はいつもの二人に任せるとしますか!
*
城「鬼城SSやってみようぜ第一回ー!」
鬼「わーいぱちぱちぱちぱち」
城「ついに載せられるぜー!いきさつ説明できるぜー!」
鬼「そんぐらいストックがたまってるってことでおk?」
城「え、あ、いやーそんなわけでは・・・・(落ち込み)」
鬼「まぁ、ゆっくりがんばろう、な」
城「ゆっくりしていってね!」
鬼「なんか城之内のテンションが高いなww」
城「なんでだろーなーわはは」
鬼「でもSSの城之内はだいぶ優しいよな」
城「それでもテンション低いけどな」
鬼「俺じゃいつものテンション発揮できないか?」
城「鬼柳といるときもちゃんと素だぜ」
鬼「おっ?おっ!?まじかお!?」
城「・・・お前がそんなテンション高いから俺がテンション上げにくいんだろうが」
鬼「うええ!?」
城「・・・話が長い。先行け先」
鬼「あ、あー」
城「ほら、ちゃんと誘導しろ!ほらっ」
鬼「あーそうだ。
・・・・VTRキュー!
・・・これで合ってるよな!?」
城「全然ちがぁああああう!!」
・・・つづきじょうからどうぞ。
ちょっとだけ投下します!
超がいくつついても足りない電波作文でしてよ!
じゃあ進行はいつもの二人に任せるとしますか!
*
城「鬼城SSやってみようぜ第一回ー!」
鬼「わーいぱちぱちぱちぱち」
城「ついに載せられるぜー!いきさつ説明できるぜー!」
鬼「そんぐらいストックがたまってるってことでおk?」
城「え、あ、いやーそんなわけでは・・・・(落ち込み)」
鬼「まぁ、ゆっくりがんばろう、な」
城「ゆっくりしていってね!」
鬼「なんか城之内のテンションが高いなww」
城「なんでだろーなーわはは」
鬼「でもSSの城之内はだいぶ優しいよな」
城「それでもテンション低いけどな」
鬼「俺じゃいつものテンション発揮できないか?」
城「鬼柳といるときもちゃんと素だぜ」
鬼「おっ?おっ!?まじかお!?」
城「・・・お前がそんなテンション高いから俺がテンション上げにくいんだろうが」
鬼「うええ!?」
城「・・・話が長い。先行け先」
鬼「あ、あー」
城「ほら、ちゃんと誘導しろ!ほらっ」
鬼「あーそうだ。
・・・・VTRキュー!
・・・これで合ってるよな!?」
城「全然ちがぁああああう!!」
・・・つづきじょうからどうぞ。
水曜日
ただいま、と言ってから重い戸を閉め、返事が無い事に少しがっかりしながら靴を脱ぐ。
テレビの音といびきが聞こえる。父親は寝ているようだった。
溜息をつき、父のいつも座っている、アルコールの匂うソファーに膝を抱えて埋もれる。
そうすると疲れがずん、と体を支配して、そのまま寝転がされてしまった。
宙を仰ぎながら、もう一度、はぁ、と大きく息をつく。
時計を見る。9時だ。
いつもなら夕飯を作りに掛かる時間だったが、作る気にはなれない。
別に腹が減っていないわけではない。今日はなぜか、疲れきって体が動かなかった。
もういいや、と夕飯を諦めたあと、今度は長く小さく息を吐いて、目を閉じる。
城之内は一分と経たないうちに、深い眠りに堕ちていた。
*
肌寒さに身を震わせて目を覚ましたときには、時計の針は2時を指していた。
何も着ず半袖一枚で寝ていたので、身体はすっかり冷えてしまっている。
城之内はくしっ、とくしゃみをして、鼻を啜った。寝転んだまま、付け放しにしてしまっていたテレビに目をやる。
別に面白くも何ともない深夜の通販番組だ。
特に意味もなく、ぼうっと画面を眺めながら小うるさいナレーションを聴いていると、奇妙なものが映った。
『今日は、見ているだけでも“満足”できる、愛犬ロボ鬼柳京介のご紹介―』
子供や老人向けの犬型ロボットの玩具の紹介だった。
が、何か変だった。
その犬が、身体は白い犬でも、顔が銀髪に紫のバンダナを巻いた、たぶん・・・人間の男の顔だった。
こんなもの、誰が買うのだろう。到底可愛いとは言えない容姿である。
話す事ができるという言葉も、歌う歌も、なんだか満足なんたらと良く解らない事を言っていて、やっぱり変だ。
『くたばっちまぃなあああああ・・・ゆぅううううせぇえええいいい!!!!』
どうやらこの誰も買いそうにない奇妙なおもちゃは「愛犬ロボ鬼柳京介」というらしい。
あまりにも変だったからか、知らない間に城之内は起き上がってこの奇妙な愛犬ロボなる物の紹介に見入っていた。
紹介が終わり、次の商品の紹介に移ると、城之内はあほらしい、誰が買うか、と再びソファーにうずくまった。
しかしなぜか、頭からあの愛犬ロボの顔が頭から離れない。
可愛くもないのに、愛らしくもないのに。
でも、目に焼き付いて消えない。
あんなおもちゃに。
変わっていたから?常識を逸していたから?
わからない。
なぜか。
一目惚れというやつなんだろうか。
―欲しいな。
城之内が本気でそう思うまで、時間はかからなかった。
*
土曜日
昼下がり。
洗濯を終え、ふと息をついて城之内がベッドの上に座ったとき、古びて音の鳴りにくいインターホンが鳴らされた。
宅配便のようだ。
何の宅配かは勿論わかっている。
例の愛犬ロボ、鬼柳京介。
あのあと注文してから、自分は何をしているのだろうと城之内は甚く後悔した。
が、届いた今は、それ程自己嫌悪するわけでもなく、普通に代金を払い、押印し、箱を受け取っていた。
高い買い物というわけでもなし、と自分を許したということもある。
まあ、なんとなく。なんとなくいいかなと、思っていた。
*
箱を開けると、テレビで見たままの、あの奇妙な顔の犬が中に横たわっている。
これを見て何故か、城之内はぎょっとしてしまって、暫く硬直した。
おもちゃの筈なのに、死んでいるように見えて。
たぶん人の顔が付いていて、それが寝ているように目を閉じていたからだとは思うが。
死んでいるなどというより、生きてもいないこの玩具に、付属の電池を取り付けて生を与えてやる。
スイッチを入れると、愛犬ロボ鬼柳京介は動き、喋り出した。
「一緒に満足しようぜ!」
やっぱ買うもの間違えた。この愛犬ロボの台詞を聞いたとき、城之内は心からそう思った。
でも、これをちょっと可愛いかな、と思ってしまった自分に、自分で驚いた。
どんなものでも不思議と段々愛着が沸いて来るもので、
なんだかんだ言って気が付いたら暗くなるまでこいつで遊んでいた。
そろそろ夕飯の時間か。
親父、帰ってこないな。
お前の分も作ってやるからな。
そんな独り言を言って鼻歌を歌いながら、今日の夕飯の支度を始める。
思えば、こんなに楽しい夕飯の支度は久し振りかもしれない。
おもちゃ相手にと、はたから見れば変な奴だろう。
それでもよかった。
楽しかったから。
*
城「・・・電波作文」
鬼「俺がいないじゃんΣ(゚Д゚;≡;゚д ゚」
城「顔文字自重。すぐ出てくるから心配すんな」
鬼「今すぐ!今すぐ出して!」
城「死ねようざい」
鬼「す・・・すいませんでした・・・」
次回をお楽しみに・・・している人は果たしているのかッッ!?
ただいま、と言ってから重い戸を閉め、返事が無い事に少しがっかりしながら靴を脱ぐ。
テレビの音といびきが聞こえる。父親は寝ているようだった。
溜息をつき、父のいつも座っている、アルコールの匂うソファーに膝を抱えて埋もれる。
そうすると疲れがずん、と体を支配して、そのまま寝転がされてしまった。
宙を仰ぎながら、もう一度、はぁ、と大きく息をつく。
時計を見る。9時だ。
いつもなら夕飯を作りに掛かる時間だったが、作る気にはなれない。
別に腹が減っていないわけではない。今日はなぜか、疲れきって体が動かなかった。
もういいや、と夕飯を諦めたあと、今度は長く小さく息を吐いて、目を閉じる。
城之内は一分と経たないうちに、深い眠りに堕ちていた。
*
肌寒さに身を震わせて目を覚ましたときには、時計の針は2時を指していた。
何も着ず半袖一枚で寝ていたので、身体はすっかり冷えてしまっている。
城之内はくしっ、とくしゃみをして、鼻を啜った。寝転んだまま、付け放しにしてしまっていたテレビに目をやる。
別に面白くも何ともない深夜の通販番組だ。
特に意味もなく、ぼうっと画面を眺めながら小うるさいナレーションを聴いていると、奇妙なものが映った。
『今日は、見ているだけでも“満足”できる、愛犬ロボ鬼柳京介のご紹介―』
子供や老人向けの犬型ロボットの玩具の紹介だった。
が、何か変だった。
その犬が、身体は白い犬でも、顔が銀髪に紫のバンダナを巻いた、たぶん・・・人間の男の顔だった。
こんなもの、誰が買うのだろう。到底可愛いとは言えない容姿である。
話す事ができるという言葉も、歌う歌も、なんだか満足なんたらと良く解らない事を言っていて、やっぱり変だ。
『くたばっちまぃなあああああ・・・ゆぅううううせぇえええいいい!!!!』
どうやらこの誰も買いそうにない奇妙なおもちゃは「愛犬ロボ鬼柳京介」というらしい。
あまりにも変だったからか、知らない間に城之内は起き上がってこの奇妙な愛犬ロボなる物の紹介に見入っていた。
紹介が終わり、次の商品の紹介に移ると、城之内はあほらしい、誰が買うか、と再びソファーにうずくまった。
しかしなぜか、頭からあの愛犬ロボの顔が頭から離れない。
可愛くもないのに、愛らしくもないのに。
でも、目に焼き付いて消えない。
あんなおもちゃに。
変わっていたから?常識を逸していたから?
わからない。
なぜか。
一目惚れというやつなんだろうか。
―欲しいな。
城之内が本気でそう思うまで、時間はかからなかった。
*
土曜日
昼下がり。
洗濯を終え、ふと息をついて城之内がベッドの上に座ったとき、古びて音の鳴りにくいインターホンが鳴らされた。
宅配便のようだ。
何の宅配かは勿論わかっている。
例の愛犬ロボ、鬼柳京介。
あのあと注文してから、自分は何をしているのだろうと城之内は甚く後悔した。
が、届いた今は、それ程自己嫌悪するわけでもなく、普通に代金を払い、押印し、箱を受け取っていた。
高い買い物というわけでもなし、と自分を許したということもある。
まあ、なんとなく。なんとなくいいかなと、思っていた。
*
箱を開けると、テレビで見たままの、あの奇妙な顔の犬が中に横たわっている。
これを見て何故か、城之内はぎょっとしてしまって、暫く硬直した。
おもちゃの筈なのに、死んでいるように見えて。
たぶん人の顔が付いていて、それが寝ているように目を閉じていたからだとは思うが。
死んでいるなどというより、生きてもいないこの玩具に、付属の電池を取り付けて生を与えてやる。
スイッチを入れると、愛犬ロボ鬼柳京介は動き、喋り出した。
「一緒に満足しようぜ!」
やっぱ買うもの間違えた。この愛犬ロボの台詞を聞いたとき、城之内は心からそう思った。
でも、これをちょっと可愛いかな、と思ってしまった自分に、自分で驚いた。
どんなものでも不思議と段々愛着が沸いて来るもので、
なんだかんだ言って気が付いたら暗くなるまでこいつで遊んでいた。
そろそろ夕飯の時間か。
親父、帰ってこないな。
お前の分も作ってやるからな。
そんな独り言を言って鼻歌を歌いながら、今日の夕飯の支度を始める。
思えば、こんなに楽しい夕飯の支度は久し振りかもしれない。
おもちゃ相手にと、はたから見れば変な奴だろう。
それでもよかった。
楽しかったから。
*
城「・・・電波作文」
鬼「俺がいないじゃんΣ(゚Д゚;≡;゚д ゚」
城「顔文字自重。すぐ出てくるから心配すんな」
鬼「今すぐ!今すぐ出して!」
城「死ねようざい」
鬼「す・・・すいませんでした・・・」
次回をお楽しみに・・・している人は果たしているのかッッ!?
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